籾殻で燻炭作りに挑戦!!
- ファーマーズリンク
- 3月25日
- 読了時間: 2分
【はじめに】
畑の土壌改良に良いとされる籾殻を大量入手できました!!
土作りによく使われるのが籾殻ですが、作物によってはこもまま撒くと生育が悪くなるもの
もあります。
今回はこの籾殻を燻炭にしてより良質な堆肥にしていこうと思います。

籾殻燻炭とは、稲の皮である籾殻を燻炭したもので、炭化することで燃えにくく
燃焼効率が高くなります。また、燻炭された籾殻は、優れた保湿性を持ちます。
植物の育成に最適です。
それでは、実際に実施した籾殻燻炭作りの手順を説明します。
【材料】
・籾殻(できるだけ乾燥させてもの)
・燃料(木炭など 長く燃えるもの)
・水
【道具】
・燻炭器
・ブロック塀
・角スコップ
・コンパネ板(炭化した籾殻を積む)※無くてもOK
・ガラ袋
・棒
【作り方】
1.ブロック塀で囲まれている中央に燃料を集めます。
2.燃料を着火したら燻炭機を被せます。
3.ブロック塀のまわりに籾殻を撒きます。
4.籾殻が炭化(黒くなる)するまで数時間(約7~8時間)待ちます。※たまに棒でかき回すと炭化が早まる
5.籾殻が完全に炭化したら、角スコップでコンパネ板に移動させます。
6.炭化した籾殻を水をかけて冷却します。※できるだけ多めに水をかける
7.ある程度冷却して籾殻から熱が出なくなったら、シートをかけて翌日まで乾燥させます。
8.乾燥した籾殻燻炭をガラ袋に入れて完成です。
【注意点】
・炭化中の籾殻は熱がこもりやすいので、大量の水で冷却しないと灰になってしまう。
・燻炭作りが終わったら、必ず燻炭器の中で燃えてる燃料を消化すること。
【材料・道具の調達方法】
・籾殻: 農家さん、ジモティー
・燻炭器:ホームセンター、Amazon、楽天等
・ブロック塀:ホームセンター、ジモティー
【まとめ】
籾殻燻炭作りは火を扱うので、くれぐれも火事にならないよう火の番と消化は必須です。
また、燻炭中は大量の煙が出るので近隣住民に被害が出ないよう広い畑で実施することを
推奨します。
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