無農薬野菜を売る方法
- ファーマーズリンク
- 3月25日
- 読了時間: 4分
【無農薬野菜の販売ルート】
無農薬で野菜を栽培して収穫したのはいいけれど、いざ野菜を売るとなると
どうやって売ったらいいのか悩む事があるかと思います。
ただでさえ、無農薬野菜を店舗で販売するのはかなりのハードルがあります。
一般的なスーパー等で販売するとなると、無農薬野菜の認定マーク「JISマーク」を付けないと販売できません。しかもこの「JISマーク」の認定基準が高くてなかなか販売許可を出してくれません。
そんなときは、以下の販売方法からはじめてみるといいでしょう。

■販売方法
・SNS、ネットショップを活用した通販
・直売所での販売(店舗、移動販売)
・飲食店、レストラン等へ直売
・法人、企業へ直売
<SNS、ネットショップを活用した通販>
この方法は一番手っ取り早く気軽に始められます。
個人で売りたい場合は「メルカリ」「ネットショップ」等で特に許可は要らずに出品出来ます。
法人の場合は許可が必要となります。
自分で作った野菜をすぐ売りたいという人はネット通販を利用すると良いでしょう!!
具体的な販売方法としては以下を活用してみて下さい。
①メルカリ
②BASE(ネットショップ)
③FaceBook,Twitter,LINE,Instagram
④ブログ、サイト(法人・個人)
<直売所での販売(店舗、移動販売)>
直売所は農家さんが野菜を直接販売しているので、こちらも特に販売許可を必要としません。ただし、他の農家さんが運営している直売所で自分の野菜を置いて販売する場合は、農家さんとの交渉次第で置場や値段が決まります。
野菜の置場も値段もすべて自分で自由に決めたいという人は、自分の直売所を用意して販売するのもアリでしょう。
移動販売とは主に「リヤカー」「自動車」に野菜を積んで販売して回る事を言います。
都会では「軽トラ」「キャンピングカー」を使った露天販売をお祭りやイベントでよく見かけますね。
田舎の場合は足腰が不自由なお年寄りの為に「トラック」で定期的に移動販売する事が多いです。
これはそんなにお金がかからないので、個人でも出来そうですね!!
<飲食店、レストラン等へ直売>
野菜の売り先でまず思いつくのが「スーパー」「八百屋」かと思いますが、無農薬野菜を一般的なお店で売る場合はかなりハードルが高くなかなか許可を出してくれません。
そこで次に注目がいくのが「飲食店」「レストラン」での直売です!
飲食店等で販売する際も店舗によっては厳しい審査があるところもあります。
しかし、知り合いや友達、親戚が経営しているお店であれば販売するハードルがグッと下がるかと思います。
お店との太いパイプがある人にはかなり有利に進められそうですね!!
<法人、企業へ直売>
最後に取り上げるのが法人への販売ですが、この場合は野菜の収穫量が物を言う世界になるので、生産性を上げるためにある程度の広大な農地が必要となります。
また、売り先が法人相手なので作物の品質と生産量だけでなく、信頼関係を築くのが何より重要となってきます。
無農薬野菜を大量生産する技術は難しく、実践している農家さんが少ないのが現状です。
予算や作業コスト等の都合から多くの農家さんは「慣行農法」を採用しております。
また、飼料用として生産して法人、企業へ提供するという方法もアリかと思います。
いづれにしても、広大な農地と効率的な生産性が求められるので、たくさんのお金と時間がかかります。
まさに経営者向きの販売方法ですね!
【まとめ】
無農薬野菜の販路は限られていますが、まずはネット通販から始めてみることをオススメします!!
お店を経営していたりお金に余裕がある人や周りに知り合い、友達、親戚等の人脈がある人は「直売所」「飲食店」への販売に挑戦してみてはいかがでしょうか。
農業は工夫すればまだまだビジネスとなる種がたくさん隠れています。もしかしたら思いもしないような
業界とコラボする機会があるかもしれません。
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