無肥料で育てるナスと落花生の混植

無肥料で育てるナスと落花生の混植

  マメ科の野菜は、根に根粒菌があり空気中の窒素を固定させることができ、肥料を入れなくてもナスの生育を助けます。

  ナスのバンカープランツとしての役目も果たし、乾燥、雑草を抑えてくれます。

  混植することで土の中の微生物が豊かになり、土壌の病害が起きにくくなります。

  ナスと落花生の育て方手順をまとめてみました。


1ナスの育苗

  種を育苗ポットに2,3粒蒔いて 本葉が2枚になったら、元気の良いものを一本残します。

  ハサミなどでカットすると、根を傷めません。

2ナスの植え付けと落花生の種蒔き

  ナスの本葉が、4~5枚になったら、畑に植え付けます。

  (植え付け後2週間は土が乾かないように注意します。)

  株間は60cmほど取り、間の30cmに落花生をふたつぶづつ蒔いていきます。

  茄子の植え付けのコツは、ナスを植える穴に水をたっぷり入れ水が引いたところに苗を植え付けます。

  落花生の種蒔き穴は直径5cm、深さは3cmくらいです。

  種は横向き又はとがった方を下向きにして 蒔きます。

  (最低気温が15度以上になる5月頃が適しています。)

3ナスの支柱の立て方 

  ナスの株の横に70cmくらいの長さの支柱を斜めに立て、株もと1.5cm位のところをひもで結び、株が倒れるのを防ぎます。

  根元にもみ殻をまき泥はねを防ぎ病気から防ぎます。    

4落花生の間引き

  本葉3~4枚で1株に間引きします。(蒔くときに種を2cmほどあけて蒔けば間引きしなくても育ちます。)

5ナスの剪定

  最初に花を咲かせた枝とすぐ下に出ているわき芽を2,3本を本残して、他のわき芽は摘み取り、残した芽の株本30cmの所をひもで結び誘引します。

  根元に草マルチをひいて夏の水不足にそなえます。

6一枝一果法

  ナスの株をつかれさせないようにするため 一つのわき芽から出た枝に、花は一個にする。ナスを収穫した後、収穫した枝の手前で切りもどす。

  また、わき芽が出てきて花が咲くサイクルをくりかえす。

  ナスの株が疲れずに秋までコンスタントに育つ方法です。

7ナスの収穫

  ナスの収穫は開花後20~25日ごろです。一つめに出来たナスは、ごく小さいうちに収穫します。

  収穫は、気温の低い朝が適しています。

  へたの上をハサミで切り落とします。株を傷めないように早めに収穫をします。

8落花生の中耕

  落花生の花が咲き始めたら草取りを兼ねて中耕土寄せしますします。

9落花生の収穫

  落花生は、花が咲き終わると子房柄(しぼうへい)が地面に突き刺さってゆき土の中に潜り込み莢 (さや)をつけます。

  落花生は、開花から80日~100日位で、葉が黄色くなっつてきたら、試し掘りをします。

  豆がふっくらしていたら収穫できます。莢にまだ網目のない時はまだ収穫には早いです。

  収穫の仕方は、途中で切れてしまわないように株周りを大きく掘り起こします。

  完熟収穫後、数日畑で天日干しにします。(掘りたては、茹でて食べても美味しいです。30分ほど塩ゆでにします)

  莢を取外しネットや新聞紙に広げて干し、中の実がカラカラと鳴れば乾燥完了です。

10落花生のたねの保存

  種蒔き用として保管する場合は、発芽率を下げないように莢のまま保管します。 


11病害虫

  ナスの病気は、うどん粉病、半身萎凋病、青枯れ病、灰色かび病、黒枯れ病です  害虫は、アブラムシ、ハダニ、テントウムシダマシなどです。

  落花生の病気は褐斑病、白絹病、そうか病  害虫はハスモンヨトウです。

12まめ知識  

  【ナスの8月頃行う更新剪定という方法もあります。

  花を摘花せず、ナスを実らせ  株が込み合う8月頃、全体の1/2~1/3枝を切り、日当たりをよくします。

  また、株元から30cm離れたところを2か所くらいスコップを入れて根を切ります。】

  【花の雌しべが、雄しべより長いと、生育が良い証拠です。

  反対に、雄しべの方が長い場合は、肥料、水分の不足が考えられます。】


  参考文献  藤田智の菜園スタートbookーやさいの時間(生活実用シリーズNHK趣味の園芸/野菜の時間)(藤田智書/NHK出版)  




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